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自由に生きたい看護師のブログ

知らないと損!社会人から看護学校に入ると、雇用保険で学費と生活費がもらえます

社会人から看護師になりたいと思ったときに気になることの一つ、お金のこと。学費だけでなく生活費、交通費など何かとお金はかかります。

 

 

学生の間に収入を確保する手段としては、
これらがあります。

 

その中でも注目なのが、雇用保険専門実践教育訓練給付制度教育訓練支援給付金制度

 

専門的な資格をとるために学校に通う人は、雇用保険から学費と生活費としてお金がもらえる制度です。

 

なんと看護師の資格も支給対象になっています!

  

働いていて雇用保険に入っていた人は、この制度を利用するのが絶対におすすめです。

 

本を開く女性

専門実践教育訓練給付

学費を支援してくれる制度です。

 

この制度を利用する条件

初めて専門実践教育訓練を利用する人

  • 2年以上働いて雇用保険に入っている
  • 退職してから受講開始までの期間が1年以内

 

わりと簡単な条件ですね。
ざっくり言えば普通に正社員で2年以上働いていたらOKなので、この条件にあてはまる人は多そうです。

 

 

途中で何度か仕事を変えた人は、働いていなかった期間が1年以内なら合算することができます。

 

イメージとしてはこんなかんじ

支給要件期間

 

この図で、薄い水色の働いていない期間が1年以内であれば、濃い青色の働いてる期間を合計することができます。合計して2年あればOKです。

 

ただし、専門実践教育訓練は雇用保険の制度なので、働いていてもアルバイトだったりして雇用保険に入っていない場合は利用できません。

 

 

またこの制度を利用できるのは退職してから1年以内が原則ですが、妊娠、出産、病気、ケガなど事情がある場合、適用期間延長の申請をすれば最大20年まで期間を延ばすことができます。

 

前に教育訓練給付金を利用したことのある人は、3年たたないと利用できません。(ただし、平成26年10月1日より前だったなら大丈夫)

 

ほかにも色々と細かな条件があるので、詳しくは厚生労働省ハローワークのホームページで確認してみてください。

 

給付金としてもらえる金額

 

看護学校に通っている間、入学金と学費にかかった費用の50%が支給されます。
6か月おきに支給申請をして支給されます。
さらに、卒業後1年以内に資格をとり就職すると、支給額が70%にアップします。既に支給されていた50%に加えて、20%分を後からもらえることになります。

  

支給されるお金
通学中
50%(年間最大40万円)
修了後に就職  
70%(年間最大56万円)

 

ただ、学費が200万円ならその50%の100万円がもらえるのかというと、そういうわけにもいかず上限額が決まっているのと、期間は最大3年となっています。

 

給付金の例
例えば入学金が20万円、学費が1年につき50万円だとすると
 
1年目 35万円
2年目 25万円
3年目 25万円 合計85万円
 
そして資格を取得して就職した場合、追加で34万円がもらえます。
 
 
※計算の説明-----
学生の間は50%支給されますが、資格を取得して就職するという最終目的を達成すると、70%支給になるので差額の20%分が追加でもらえます。
 
3年間の総額は、入学金20万+3年間の学費(150万) = 170万円です。
170万円の70%は、 170万 × 70/100 = 119万円になります。
 
すでに通学中に85万円は支給されているので、
119万 ー 85万 = 34万円が就職してから追加で支給されることになります。
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利用するための手続きは1か月前までに!

手続きは看護学校が始まる1か月前までに行う必要があります。

 

申請書類もたくさん用意しないといけないので、余裕をもって早めにハローワークに相談に行きましょう!

 

 

教育訓練支援給付金

パソコンとノート

 

さきほどの専門実践教育訓練は学費でしたが、こちらは生活費を支援する制度です。

 

社会人にとって、それまでもらえていた毎月の給料がなくなるのはかなり困ります。この制度では、そんな社会人を助けるために、生活費として毎月お金を支給してくれます。太っ腹な制度です。

 

教育訓練支援給付金の内容と条件

  • 基本手当金の80%が毎月もらえる
  • 専門実践教育訓練を利用している45歳未満の人が対象
  • 受講する専門実践教育訓練が、夜間や通信制ではない
  • 2か月に1回、ハローワークに行って失業認定を受ける
  • 学校を欠席した日は支給されない

 

このように、専門実践教育訓練を利用している45歳未満の人が対象です。
 
専門実践のほうは6か月おきの申請ですが、こちらは申請が2か月おきで少し手間がかかります。

 

基本手当金というのは、仕事を辞めたときに雇用保険でもらえるお金のことです。辞めた時の年齢と収入によってこの金額は変わってきます。

 

 

ちなみにこちらの制度は令和3年までの暫定的なものとされています。

 

とはいえ毎度そんなことを言って延長されています。でももしかしたら制度がなくなる可能性もあるので、看護師になるなら今がお得かも。

 

 

教育訓練支援給付金の例

30歳未満で2年働き、給料が額面20万円だった場合
※額面 手取りではなくて、税金を引かれる前の給料のこと。
 
こちらの雇用保険の自動計算ツールで計算すると

 

基本手当日額は4,880円、
月額136,660円
その80%なので、在学中毎月109,328円ほどがもらえるということです。

 

3年間の総支給額およそ393万円…

 

 

私が看護学校に入ったときにはこんな制度がなくて、休日に必死にバイトをしていましたのがバカみたいです。羨ましいです。

 

社会人から看護学校に入るにあたって一番気になる金銭面な問題は、この制度によってかなり解決されますね。

 

 

 

専門実践教育訓練が利用できるのは厚生労働省に指定された学校のみ

 

2019年で3年制の看護学校は全国で547校あります。

 

このうちこの制度を利用できる講座として指定されているのは、約250校。半分ちょっとです。

 

気になる方は、自分の希望する学校が対象になっているか、調べてみてください。

 

こちらは平成27年~30年4月の指定された対象校です。ご参考に。

 

 

 

この制度が気になった方は、詳しくは近くのハローワークで確認してみてください(^^)/

 

厚生労働省のリンク

www.gov-online.go.jp