自由に生きたい看護師のブログ

会社員から転職してきた看護師が思うコト

年功序列の給与体系はやる気を奪う

看護師の給料は年功序列です。
 
でもね、看護師のような専門職に年功序列の給与体系って、絶望的に合わないと思うんですよね。
 

自己研鑽するモチベーションがわかない

 自分で勉強したり、研修に参加して新しい知識を取り入れたりすることはやっぱり必要な仕事です。
 
ところがそうやって努力して高い能力を身につけても、別に給料は変わらないです。
 
となるとね、やっぱどうしてもあんまりモチベーションがわかないんですよね。
 
 
まわりと比べて特に秀でて仕事ができるわけではないけど、飛びぬけて劣ってるわけでもない。
それなりに仕事ができる、という状態で満足してしまいます。
 
成長するためのアドバンテージに欠けるというか。
 
 
私はバリバリ仕事していきたいっていうタイプではないので、年功序列のほうが競争がなくて気楽でいいけども。
 
本当は私のように、ゆるく働きたいなんて考えてる人の給料は低くなるべきなんですよね。
 
 

学歴関係なし!

看護師って学歴もあまり関係ないです。
 
いいのか悪いのか。いや悪いかな。
 
新卒で採用される時、4年制の看護大学卒の人は、3年制卒よりも給料が月に1万程高いです。
 
思ってるほど差はないですね。
病院によっては大学卒と専門卒で給料に違いがないところもあるとか。
 
ちなみに私は大学卒業したけど、看護は専門学校卒なので看護師として働くときは専門卒の待遇です。なので差がなくてラッキーです。
 
親には何のために大学行ったんだって文句言われますけどね。
 
 
 
看護師には認定看護師や専門看護師などの上位資格があります。
 
そして専門看護師の上位資格をとっても手当が毎月1万円ほどつくだけ。
 
 
これはちょっと、ありえないかな。
 
専門看護師って取得するの難しいんですよ。
実務経験5年以上で、さらに大学院に行かないといけないんです。
学費だってバカにならないし。
 
 
それなのにその対価がたったの月1万円!
 
 
というか手当がつくのは3割の病院だけらしく、手当すらつかないことがほとんど。
 
 
そんな資格誰が取得したいと思うんだ!!
 
 
 
看護は人の命を扱う仕事なんだ!
だからすごいんだ!
お金を気にするのは看護師としてふさわしくない!
奉仕の心でがんばってるんだ!
 
なんて言う人。
だからって専門性を高めることがお金に還元されてはいけない理由にはならないです。
ボランティアでやってるわけではないし。
 
大事なのは能力より人間性
残念ながら、今の日本の看護では高度な専門知識や技術があまり必要とされてないし、評価もされてないってことなんじゃないかと思います。
 
能力的に優秀な人よりも素直で従順な人間性の人が好まれます。
 
大事なのは人間性
 
学歴が高い=仕事で優秀とは限らないのはわかっているけど、実務経験があってさらに専門性を高めたいって大学院にまで進む人が、評価されないってのはちょっとツラいです。
 

人材が流動しない

 年功序列だと職場を変えると大抵給料が下がるので、できれば転職はしたくないとみんな考えます。
 
すると、人材が流動しません。
 

能力に見合わない給料

長く一つの職場で働いてる人の中には、経験年数は長いけど仕事の能力的には微妙だなって人がいます。
 
動きが悪くて看護師一人分として数えられないくらいなのに、給料だけはたくさんもらっている。
 
逆にものすごく仕事ができて能力が高いのに、転職してきたばっかりなので給料は低い人もいる。
 
なんか納得いきません。
 

成長しなくなる

ポジションも勝手に上になっていくので、新しい知識を勉強する必要性もないです。
 
いつまでたってもアップデートされず昔の知識で看護をしていて、時代に取り残されてる人もいる。
 
というか日本の医療は先進国のくせにIT化がかな~り遅れていて、すでに日本全体が時代に取り残されてる感あるけど。
 
海外では看護師はiPadを仕事で使ってるらしいですよ?かっこいい!
 
 
 
ミスをしても先輩に注意できる人は少ないので、医療安全上も問題です。
 
新人だったらアラームが鳴ったら走れとか、間違いではないけどこういうふうにしてほしいとか、細かく注意されます。
 
でも先輩の動きが悪くても、一人なんか変なことをしてても、あの人はそういう人だから仕方ないってみんな諦めてます。
 
結果、まわりがフォローするのに必死になって疲労と不満が溜まっていく。
 
 
仕事ができなくても、のらりくらりと過ごしてるそういう人。
羨ましいような気もするけど、成長しないって案外本人にとってもつまらないと思うなぁ。
 
 

人材が流動するメリット

人材が流動するとメリットもあります。
 
優秀な人材は待遇が良くなる
転職することが普通になると、みんな生き残りをかけて自分の能力開発に必死になります。
そして病院は能力の高い人に働き続けてもらうために、給料を高くしたり待遇をよくしたりして離職を防ぐようになる、はず。
 
お互いにとって健全な環境ではないですか。
 
いつでも辞められるという心強さ
狭い人間関係の職場では、パワハラやいじめなど揉め事がおこりやすいです。
嫌なことがあったらいつでも辞められる状態。これって精神衛生上ものすごくいいです。
 
自分でキャリアパスを描ける
病院で働いてると、どこの部署で働くかは基本は病院任せです。
 
心臓内科で長年働いていて心電図も読めるしこの分野は得意って人が、異動で泌尿器科に配属されてまた勉強しなおしってこともあります。
 
つまり、看護師って実は自分でキャリアの方向性を作ることが難しい。
 
転職する時も、どんな分野で働いていたのかは関係なくて、経験年数だけで判断されます。それはその人の努力とか成果を無視するってことでもあります。
 
これってちょっと、無駄なのではないかと思います。
 
せっかくその分野の研修に参加したり勉強して能力を高めてきたのに、異動や転職でその知識や技術を使わなくなるってもったいないです。
 
やはりこれも、専門性があまり重視されてないってことだと思います。
 
人材が流動的になって質の高い人、専門性のある人が求められるようになったら、どんな経験をしてきたかが重要になります。
 
そうなるとICUを極めるとか、在宅看護分野を極めるとか、自分でキャリアパスを描いてその分野で頑張っていくことができるようになるのではないでしょうか。
 
そのほうがおもしろいし、やる気がでます。
 
まあそんなことをここで言ってても、何も変わらないけど。