自由に生きたい看護師のブログ

会社員から転職してきた看護師が思うコト

IgA腎症がわかったきっかけ

花火

 

私は今や7人に1人がかかる国民病と言われる慢性腎臓病、いわゆるCKDというやつと共に生きておりまして、今はあまり気にせず生活できているのですが、この病気が発覚したときはものすごく不安でした。

 

闘病記やらいろいろとネットで調べたけどあまり情報がなくて不安だったので、誰かの役に立てるかもと思い立ち、私の場合を書いておこうと思います。

 

慢性腎臓病との出会い

20代半ば頃に健康診断の尿検査で潜血とたんぱくで引っ掛かかる。

これまで健康診断に異常はなく健康そのもので過ごしてきたので、大丈夫だろうとあまり気にしてなかった。

 

しかし、その後風邪をひいたときに目で見て血尿だとわかる赤黒い尿がでて、これはいくらなんでもおかしい。まずい・・・と近所のクリニックを受診。

 

これが腎臓病とのおつきあいのはじまりでした。

 

 

血尿は泌尿器科?腎臓内科?

とは言っても、当時看護学生になったばかりだった私は医療の知識なんてまったくなく、何科を受診したらいいのかわからない。ネットで血尿と検索すると、泌尿器か腎臓の病気だろうということがわかりました。

 

泌尿器系の病気だとすると、どうやら治療で治りそうです。

でも腎臓病だと最終的には透析になるとか書いてあって、かなり恐ろしげ~なことが書いてあります。

 

腎不全になったら週に3回透析治療が必要とか書いてあるけど、透析ってなによ?!

なんかわからないけど、めっちゃこわい!!

泌尿器の病気であってほしい!

 

腎臓のほうではありませんようにというそんな希望から、学校の帰り道に泌尿器科のクリニックに立ち寄りました。

 

しかし!

 

泌尿器科のクリニックの前から恐る恐る中の様子を伺うと、中年のおじさんばかりです。あっちもおじさん、こっちもおじさん。

 

待合室で神妙な顔つきでうつむいたり新聞を読んだりして診察を待つおじさんたちの集団を見て、これは違う、と。

 

どう考えても、20代の若い女性がお世話になるような場所ではない。私はどうやらこっちではなさそう。

 

というわけで腎臓内科のクリニックへ向かいました。そしてそちらのクリニックで、慢性糸球体腎炎の可能性があると言われたのです。

 

慢性糸球体腎炎!

 

何やら難しくてよくわからないけど、まさかの腎臓のほう。

そうであってほしくなかったのに・・・腎臓は大丈夫、泌尿器系の病気だねって言ってほしかったのに!!

 

今思うと血尿だけでなく蛋白尿もでてるなら、まあ腎臓だよねってところです。

 

 

病院に行ったら病気は治ると思ってた

そしてもう自分は死ぬんだろうか・・・と地獄に突き落とされたような気持ちで帰路につきました。

 

数日はうつ状態で気分が落ち込み、何もできなかったです。

 

 

たぶん医者からしたら、それがどんな病気かよく知っていて、そんなに心配することないのに、なんてフフッと笑うのかもしれません。

 

でも!

どんな病気でこれからどんな経過を辿るのか、何も知らない私にとっては不安しかありません。わからないってものすごく不安です。

 

それに病院って、私にとっては安心するための場所でした。

 

病院に行って、治らないなんてことはありえない。

病院は病気を治すところなんだから。

 

病院に行って何か深刻な病気だって言われるなんて、そんなの期待してないんです。

私にとって病院は、検査してみたら何ともなかったって安心するための場所だったんです。

 

世の中治らない病気もあるというのは、なんとなくわかってはいました。でもそれが自分に降りかかるなんて、思ってもみないことでした。

 

 

病気が治るとは限らない。

そんな当たり前のことに衝撃を受けました。 

 

 

その後の経過

 

さてその後、1年ほどクリニックで経過をみていたのですが、やっぱり風邪をひく度に肉眼的血尿が出るので大学病院を紹介されました。

 

そして腎生検という検査を行い、晴れて(?)病名をもらいました。IgA腎症という病気です。

扁桃腺摘出とステロイドパルス療法を行って、よくなったり再燃したりを繰り返してます。ここ2年くらいは再燃することもなく、かなり調子いいです。

 

病気のために入院したり学校を留年したり苦労はあったけども、なんだかんだでとりあえずの今ところは普通に働いて、普通に生活しています。

 

 

肝心の治療の経過のところ、かなり端折った気がします。気が向いたらまた書こうかな。

 

まあとにかく、病気になって患者が一番気になるのは、治るのか?これからどうなるのか?ということです。

 

わからない、先の見通しがつかないことが何よりも不安。

 

でも経過は人によって違うからか、あるいはたいして重要な情報と思ってないためか、医者はあまり説明してくれないんですよね。

案外そういう情報って、ネットにものってなかったりするし。

 

まあなんだかんだで、最初にクリニックを受診してから7年ほどたちました。今も定期的に検査に通いはしてますが、おかげさまで普通に生活できております。

 

尿検査で潜血やたんぱく尿を指摘されても放置してる人もわりといますが、腎臓病は症状がないのが特徴です。


気づかず放置していつのまにか進行していることもあるので、いかに進行をくいとめるか!?が重要。


ちゃんと病院でみてもらいましょう。


ってことで、では!