自由に生きたい看護師のブログ

会社員から転職してきた看護師が思うコト

障害年金とは

病気やケガで働けなくなったら、収入がなくなって困る。
そんな不安から保険に入る人も多いと思います。
 
しかし!
 
病気で医療機関を受診するときは健康保険が使えます。
病気で働けないときは、1年6か月の期間までは傷病手当金がもらえます。
 
公的保険は思っているよりも充実しています。
 
 
ところで、1年6か月すぎたらどうなるの?と疑問の方。
 
あまり知られていませんが、病気が回復しなくて1年6か月過ぎても障害が残った場合、ここからは障害年金というものがあります。
 

障害年金とは

病気やケガによる障害がある人がもらえる年金です。
 
あてはまるのはこちらの方
 
  • 20~65歳未満の人
  • 病気やケガが原因で
  • 年金機構の障害認定基準にあてはまる状態
  • その状態が1年6か月以上続いている
  • 金保険料を納付していた
 
 
65歳以上の人は普通の年金がもらえるので、あてはまりません。
 
65歳までに障害年金をもらっていた人は、65歳になった時点で老齢年金か障害年金のどちらか支給額の高いほうを選べます。
 
 
また、病気であれば誰でもというわけではなく、障害認定基準というものににあてはまらないといけません。
 
こちらに病気ごとに詳細に書かれています。
 
 
障害が1年6か月以上継続している、というのは傷病手当金との関連だと思います
傷病手当金の支給期間が終了しても社会復帰できない場合、障害年金に移行することが想定されているのでしょう。
 
 
ちなみに障害年金では、初診日がとても重要です。
 
初診日がわからないと、障害年金はもらえません。
初診日とは、障害の原因となった傷病で初めて医療機関を受診した日のことです。
 
障害年金がらみでは初診日というワードがあちこちで登場します。
 
 
1年6か月続いているというのは、この初診日から数えて1年6か月ということですし、年金の支払い要件でも初診日がポイントになります。
 
誰でももらえるわけではなくきちんと年金を払っている人でないと支給されません。
 
年金の要件
・初診日の前日に、加入期間の3分の2以上年金を納付していること。
(正確には初診日の前日の前々月までの全加入期間)
 
3分の2も払ってなかったという場合でも大丈夫、
・初診日の直近1年間に未納がない
 
このどちらかの条件を満たしていたら年金の支払い問題はクリアです。
 
ちなみに学生で年金を払えない人は、免除期間を申請しておくと支払っているものとしてカウントされます。
 
滞納して後から払うこともできるけど、滞納すると未納扱いになります。できれば面倒がらずに免除期間を申請しておいたほうがいいですよ。
 
  
 
年金制度の崩壊が言われて払う気をなくしている人もけっこういます。
しかし障害年金のことを考えると、病気やケガで働けなくなったときの保険代わりにもなるので、年金は払っておいたほうがいいと私は思います。
 
保険代わりというか、年金は保険ですよね。
 
 
社会人になったらどんな税金を払うのか、どんな社会保障があるのか、よく知らないまま会社から勝手に徴収されてるけど、こういうこと、学校で教えてもらえたらよかったのになって思います。
 
 
お金のことや社会保障って生活する上では大事なのに、自分で学ばないと知識として入ってきません。
 
なので実際に必要な立場になるまで高額療養費制度や障害年金のことなんて知らない人もいます。
 
言ってみれば、社会のルールを知らないまま、気づけばいつの間にかゲームが始まっていて、とりあえずプレイしながらルールを知っていくというかんじ。効率が悪いです。
 
知らないから、不安を煽られて勧誘されるがままに保険に入ったりする人がいるんじゃないかと思います。
 
人間は不安に弱いですから。
 
まあ生活保護なんかの公的な社会保障が使いづらいというのも問題だとは思うけど。
  
 

障害年金はいくらもらえるの?

 
年金は二階建てと言われます。
障害年金も年金の一種なので、同じように二階建てです。
 
 
自営業、学生、主婦、アルバイト: 障害基礎年金のみ
公務員:  障害基礎年金  + 障害共済年金
会社員:  障害基礎年金  + 障害厚生年金
 
初診日に国民基礎年金に加えて厚生年金も払っていた人は、両方の障害年金がもらえます。(出た初診日!) 
 
 
2019年の障害基礎年金の受給額はこんなかんじです。 

障害基礎年金受給額

NPO法人障害年金ネットワークより
ちなみに「2級」でもらえる金額は、20歳から60歳までの40年間年金保険料を納めた人と同額です。
 
子供がいると加算もあります。
 
障害基礎プラス障害厚生年金の金額はこちら

NPO法人障害年金支援ネットワークより
 
 厚生年金に加入していた期間や給料によっても金額は変動してきますが、基礎のほうと合わせて月額15万円程もらえます。これだけあれば、なんとか生活していけそうです。
 
他にも3級だと厚生年金だけとかいろいろ決まり事があるので、詳しくはこちら