自由に生きたい看護師のブログ

会社員から転職してきた看護師が思うコト

悲惨な戦争を二度と起こしたくないなら

8月なので、戦争について思うことでも書こうかなと思います。

 

私がこの時期テレビで戦争に関する報道を見るたびに思うのは、人の意見や社会の空気はテレビなんかのメディアによって案外簡単に変えられるってこと。

そしてだからこそ、悲惨な戦争を二度と起こさないためには、なんで戦争が起こったのか知ることが大事だと思うってことです。

 

 

 

去年の秋、山口県へ旅行に行ったのですが、その時にふらっと訪ねた神社の鳥居に「日露戦争 戦勝記念」と書かれていて驚いたことがありました。

 

学校教育とテレビのおかげで、私は戦争といえば悲惨、二度と起こしてはいけないものっていう印象があります。

 

なので勝ち負け関係なく戦争はよくないことだし、というか戦争に勝ったことを祝うことすら不謹慎に思えて、不可解に思ったんです。


でも、これで思ったんだけど。

今でこそ戦争は悲惨、二度と戦争をしてはいけないというイメージが定着しています。こういう当たり前な価値観も、実はメディアが作り出したイメージに過ぎません。

  

もしメディアが、戦争も仕方ない、日本の成長には戦争しかないという報道をして、社会全体がそういう空気になったら、たぶん、戦勝記念をしちゃうくらいには、戦争は世の中に肯定的に受け入れられてしまうんだろうと思います。

 

まあもしかしたら神社なので、戦争で亡くなった人の慰霊のためとかかもしれない。

そのへんはよくわかりません。でも権力者が社会の空気を戦争のほうに誘導するのは、案外簡単なんだと思います。

 

 

例えば私たちは普段、自分で物事を考えているような気でいるけど、テレビやまわりから受ける影響って大きいです。

 

もしテレビで、戦争も仕方ないみたいな意見を言う有名芸能人やコメンテーターが多数派になったら、日本のほとんどの人が戦争賛成になるんじゃないかなって思います。

 

それに日本では人と違うことや、人と違う意見を言うのは嫌われます。

みんな一緒が好まれるので、戦争容認、賛成の空気が作られたら、そちらのほうへ一気に突き進んでいきそうな気がするんです。



ユダヤ人を迫害したナチスドイツのヘルマン・ゲーリックというドイツ人の、戦争を好まない普通の市民を意のままに操るのは簡単だって言葉があります。

 

自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に晒す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。

この方法はどの国でも同じように通用するものだ。 

 


なんだか既視感があるような気がしますが。

まあそんなふうに扇動して、人の意見を変えることは簡単だってことです。

 

 

もうひとつ。

テレビや学校教育では原発はこわい、戦争は悲惨だってメッセージばかりがフォーカスされています。

 

でも、戦争を二度と起こしたくないなら、戦争は怖い、悲惨だ、だから戦争はいけないっていう感情的な理由だけではいけないと思います。

それではナチスドイツのヘルマン・ゲーリックが言うような方法で、簡単に社会の空気に流されてしまうからです。

 

そうならないためには、なんで戦争がおこったのか歴史から学ぶことが大事だと思います。

 

 

今、慰安婦の問題で韓国の反日感情が最高に高まっています。

 

さらに、日本側も韓国がいちゃもんをつけてきているんだ、悪いのは韓国のほうだと思っていて譲りません。日本側の韓国に対する印象もかつてなく最悪です。

 

そういう韓国との軋轢もあってか、日本は韓国への輸出優遇の取りやめました。

 

それで韓国にどれくらい経済ダメージがあるのかは私は知りません。

でも、貿易で圧力をかけられて経済的に追い詰められた国は、過去に戦争を引き起こしてきたってことは気に留めといたほうがいいと思います。

 

 

第二次世界大戦が起こった原因は、簡単に一つに絞ることはできないけれども、1929年の世界恐慌でドイツ、日本、イタリアが財政難に陥ったことが引き金とされています。

世界恐慌に加え、ドイツは第二次世界大戦での多額な賠償金が負担になったこと、日本は輸入に頼っている石油や軍需物資の貿易を途絶えさせられたことなんかも戦争勃発の原因と言われています。

 

貿易で圧力をかけることは国家間の外交でよく行われることだけど、それが過去、戦争に発展することもあったということです。

 

そういうことを知ってると、韓国との貿易でのいざこざって、ちょっとまずい方向なんじゃないとか思えてきます。

 


さすがに戦争にまで至ることは今の世の中無いと信じてるけど、でも

 

もしも、韓国が今日本を攻撃してきたとしたら、それでも戦争は反対だと思う人は少数派じゃないかな、なんて思います。

 

普通はみんな戦争なんてしたくないです。

でもこれまでの過去も、戦争なんてしたくないのに仕方なく戦争が繰り返されてきたんですよね。

 

まあそんなこんなで、戦争は悲惨だ、二度と起こしてはいけないってだけでは戦争を防ぐことはできないと思う。

 

過去になんで戦争が起こったのか、過去から学ぶことが大事なんじゃないかと思います。

 

戦争が起こるまでの過程がわかりやすく書かれているのはこのあたりの本かな