ジユログ

自由に生きたい看護師のブログ

新人看護師におすすめの本「ズルカン」

最近よく本屋で目にする看護本、「ズルカン」
 
 
 
わりと評判いいのでどんなかんじかと読んでみたのですが、これはいい!
 
看護師の中山有香里さんが自分が新人だった時、こんなこと知りたかった!教えてほしかったという内容をまとめた看護技術のイラスト本です。
  
しかもオール手書き
 
愛情こもってます。
 
修羅場をくぐり抜けてきた先輩看護師が新人看護師に送る、愛のメッセージってかんじ。
 
新人頑張れ!と応援してくれてる気持ちがビシバシ伝わってやる気になれます!
 
明日仕事行きたくない、明日新しい技術あるけどわからないし怖い先輩だから嫌だ、というときに新人看護師が読みたい本、ナンバーワン。
 
 
看護技術の本なので、内容は
 
バイタルサイン測定・SPO2測定
採血
皮下注射・筋肉注射
静脈注射・点滴静脈内注射
 
などなど技術についてです。
 
ズル看2年生のほうは
 
中心静脈カテーテル
血液培養
経鼻胃管栄養
挿管介助
 
など一歩進んだ技術内容です。
 
 
 

おすすめポイント① すぐに先輩に報告することが書いてある

 
これ、意外に重要ですよね。
 
看護師になったばかりの新人だと、そもそも何が重要なのかの判断すらできないことがあります。
 
 
例えば私、看護師になったばかりのころ転倒が大変なことだという認識がまったくありませんでした。
 
ある日のこと、面会に来られた家族さんが「うちの人、今日の朝ベッドの横でこけたって言ってるんだけどー」と報告してくれたのですが、へえ?そうなんですか?とスルーしてました。(おいっ!)
 
ただの世間話だと思ったんです。
 
 
でもその家族さんが私の指導看護師に同じことを言ったところ、看護師が「えぇー!?」とものすごく慌てだして、状況を詳しく聞いて師長とドクターに報告しだしたので、そんなに大事なことだったんだ?と驚いたことがあります。
 
そう、なーんにも知らない新人は、何が大事で報告するべきことなのかすらもわかってないんですよ。
 
物事の重要性の判断は、経験や知識がないと実はできないんですよね。
 
 
大事な兆候を見過ごすことで、患者さんの命に関わることもあります。
 
なので緊急性があるかはほんと、最低限知っておきたいところです。
 
 

おすすめポイント② 先輩に聞かれるポイントが書いてある

 
技術をするときに、先輩にどこに注意するのか聞かれて、答えられずしょんぼりすること、新人看護師なら一度はありますよね。
 
そんな新人を悩ます先輩に聞かれやすいポイントが書かれているのが素晴らしい!
 
よくある看護本だと、さらっと読んでみたものの結局どこが重要なのか頭に入らなかったりするんですが、先輩に聞かれるのはここだ!と言われるともう嫌でも頭に入ります(笑)
 
 

おすすめポイント③ 作者の失敗談やあるあるがほっこりする

 
仕事をしているとだれでも失敗はあるんですが、他の人だって失敗してるんだとわかるとなんだかものすごく安心します。
 
こんな失敗するのは自分だけじゃなかった!
 
というどんな言葉よりも響く慰め。
 
そして他の人が自分よりも大きな失敗をしていると、自分のほうがまだマシだと程度の低い肯定感を得ることができます。そんなことで安心しても何にもならないんだけどね。
 
作者の中山さんの、あれはほんとにやばかったという体験談も、あーこんな本を出すような人もこういう時代があったんだ(*´ω`*)なんてほっこりできます。
 
そして病院でよくある光景をあるあるーと読むのも楽しい。
 
 
というわけで、ズルカン、新人なら買いですね。